BLI内視鏡

画期的な画質!!……新世代内視鏡システム“LASEREO”

新世代内視鏡システムLASEREOは、光源に、白色光用とBLI用のレーザー光を用い、通常白色光観察では色調をvividに再現し、BLIモードでは粘膜表面構造や微細血管を鮮明に描出します。

当院で平成11年から使用しているフジノン(富士フィルム社)内視鏡は、41万画素の高画素内視鏡を発表して以来、白色光画像が非常に鮮明なことを特徴としており、正確な診断に寄与してきました。その後、内視鏡診断は、IEE(Image Enhanced Endoscopy:画像強調観察)による微細血管や微細表面構造を診断する時代に入っています。レーザー光を利用したBLIは、鮮明な白色光画像を拡大した時、ボタン一つで画像強調され、毛細血管が浮き上がるように描出することができます。

当院はこのLASEREOシステムを平成24年9月に、いち早く導入しました。

食道皮脂腺

食道皮脂腺

BLI拡大画像

BLI拡大画像

少し白濁した食道粘膜

少し白濁した食道粘膜

BLI拡大画像

BLI拡大画像

下部食道の逆流性食道炎

下部食道の逆流性食道炎

BLI拡大画像

BLI拡大画像

拡大してこそのBLI・NBI

「LASEREOを用いると、食道表在癌はほぼ全例、通常白色光観察で拾い上げが可能だった」と、複数の施設から報告されています(第87回消化器内視鏡学会総会.平成26年5月)。進行癌は言わずもがなですが、食道表在癌も、BLIやNBIに頼らず、白色光で発見する時代になりました。BLIの有用性は、見つけた病変内の微細血管を拡大観察する際、その血管を鮮明にすることにあります。拡大観察した時にこそ、BLI本来の力が発揮されます。

  • 通常白色光観察

    通常白色光観察。胸部中部食道の右前壁に2mmの発赤があります。

  • BLI拡大観察

    BLI拡大観察。拡張・蛇行した腫瘍血管が増生し、極小の食道癌と考えられます。

  • 通常白色光観察

    通常白色光観察。胃前庭部前壁の小さな隆起性病変です。

  • BLI拡大観察

    BLI拡大観察。中央頂部の陥凹に構造と血管の異常を認め、癌と診断できます。

内視鏡検査にはメリハリを

内視鏡検査を受ける人は若い人も高齢者も、検診目的で受ける人も具合が悪い人も、飲酒喫煙歴の長い人も全然やらない人も、検査前に非常に緊張する人も慣れた人もいて、様々です。それに合わせて検査にもメリハリをつけて行わなければなりません。

スコープの先端径は、この最新機種が10mm強、拡大機能の無いが高画素の汎用機が9mm強、経鼻でも用いることのできる極細機は6mm弱です。細ければ細いほど画質が悪くなり診断能が落ちますが、状況に合わせてこれら3機種を使い分けています。

当院では、基本的に精密な検査を勧めていますが、希望すれば、静脈麻酔で意識を鎮静させた状態(いわゆる無痛内視鏡)で行うことも可能ですので、お申し出ください。

  • 上部内視鏡検査用スコープ

    上部内視鏡検査用スコープ。
    左から10.8mm、9.6mm、5.9mm。10.8mmがBLI対応の拡大内視鏡、5.9mmが極細径内視鏡、状況に合わせ使い分けをしております。

  • 下部内視鏡検査用スコープ。

    下部内視鏡検査用スコープ。
    左から12.8mm、11.8mm、10.8mm。先端が白いスコープは拡大内視鏡です。主に11.8mmを用いていますが、12.8mmはS状結腸がたわみやすい人、10.8mmは管腸が細い人に用います。

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