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2020年12月19-20日 日本消化器内視鏡学会 関東支部例会レポート

今回もWeb開催でした。会場に行かずとも勉強でき、複数会場を瞬時に見に行け、トイレも行きやすく、服装も気にならず、便利です。

今回は、「LCIの病変描出能が有意に高い」という他施設共同研究の結果が発表されたのを受けての支部会でした。LCIにした時の杏色、唐紅色、ラベンダー、オレンジとか、色の名前がユニークですが、これには歴史的な理由があります。

癌がオレンジ色に見えるとの事ですが、25年前、高画素画像が衝撃的にVividだった頃から、癌はオレンジ色っぽかったです。同じ赤の中でも埋もれることなく、ピンク系とかオレンジ系とか色調に微妙な差があったという事は、当時、数少ないFujinonUserの中では認識されていました。それがLCIで分解され、誰でも気付くようになったということです。

他社が新しい機種を上梓し、新しいIEEを出したので、その画像も見たくて追っていましたが、「これは凄い」といった画像は提示されませんでした。発表者も、「どこに存在意義を見つけるか悩む」と発言していました。極細径は大分良いようです。

院長

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